米朝会談の向こうへ

2018・6/12、米国と朝鮮人民共和国(北朝鮮)の両首脳による

歴史的な会談がついに行われた。これまでにも数次の協定合意

がなされてきたが、北朝鮮を取り巻く各国の思惑が絡み、真の

合意履行は反故にされてきたという経緯もあり、これですべて

がスムーズにいくという確信的なことは言えないかもしれない。

 

しかし、和平に向けての第一歩だとすれば期待をかけた努力

を惜しむものではない。拉致被害の問題という重い課題はある

ものの、日本国もこれまでの圧力一辺倒から、より柔軟な姿勢

を国際社会と協調しつつ整えていく好機ともとらえればいい。

 

政治の責任はその国の国民に背負わせるものではない。

 

国民への支援、特に食料や仕事などの生活上必要な支援策を

いつでも提供する用意があること(実際にそうすること)が

国家間の協議進展にある種の付加価値があるならば、そのこと

を惜しむべきでない。

 

相互理解から始まるのが協調政策ならば、個別の課題について

も、米朝会談のこの機会を相互理解を深める第一歩にするべきだ。

 

相互理解が早く進めば問題・課題解決のゴールも早いだろう。

冷静に、しかし穏便に。これから先へ向っていく思考をしたい。