未来を想像すること

2月4日に行われた名護市長選挙は、いなみねすすむ候補に3,500票余りの大差でとぐちたけとよ候補が当選した。

期日前投票44,4%で選挙当日の投票者数を上回った。これは県内選挙の過去最高と異様に目を引く高さだが、とぐち候補に投票した若い世代の%テージがこれもまた目を引くほどに高かった。

10代が65,4%、20代は61,6%。

とぐち候補を支援した若者は選挙戦略の一つである会員制交流サイト(SNS)をフルに活用したといい、地元紙のインタビューで「とぐちさんの政策と若い世代がマッチした」と語っているように、いなみね候補もそれなりに奮闘したものの若い世代の感覚と流れは、上の数字が示す通りにとぐち候補が圧倒した結果となった。

選挙の結果を厳粛に受け止めることは鉄則。とぐち新市長にはご健闘を期待したい。

玉城も自分の子供たちにいつも言っていることだが、若い世代にお願いしたいのは、やがて結婚して、子供が生まれて、その子供たちが育っていく社会構成の中心にいる大人になってゆく自分自身と、生活と、社会との関係性をしっかり考えてほしいということ。

地域の経済が衰退しているのはどういう現象が原因なのか。

少子高齢化の将来は何が重要な問題になってくるのか。

そして、今でも事件・事故・被害が発生している耐用年数200年の海兵隊基地が故郷に作られた後に、やってくるのは描いている希望の未来なのか。笑顔なのか。

友人たちとしっかり語り合って、自分の回りで何がどうなっていくのか、自分はどうなっているのか。そしてそこから少しだけ大きい視点で広げてみて将来を想像する力を養ってほしい、と願いたい。

玉城にもすでに孫がいる。

年が経てば社会構造は自分がどうあろうとも次へと移ってゆく。

そして、老いていくのは誰もが必定のもの。

だから、今だけでなくもっと遠くまで視点を投げかけて未来を考えてほしいのだ。

責任世代は必ず次へと、あなた方へと交代していくのだから。